長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳最高峰、剣ヶ峰は3,026m
バスで手前の畳平(2,702m)まで行くことが出来ます。
このことから日本で一番気軽に登れる3,000m級の山ともいわれています。
ここでは、松本(長野県)側のアクセスについてまとめます。
松本から乗鞍山頂へ
乗鞍山頂へは公共交通や自家用車で向かうこととなりますが
県道乗鞍岳線、三本滝より上の区間は車両通行規制が行われています。
そのため、自家用車で向かう場合も
乗鞍高原に車を停め、バスまたはタクシーを利用する必要があります。
2025年度の主な変更点
- 往復とも予約制に(インターネット発売のみ)
空席がある場合は直前でも乗鞍高原観光センター窓口で
乗車券が発売されるようですが、数に限りがあります - 季節や天候によるダイヤ変更がなくなりました
- 運行本数は昨年よりは減
昨年:最大10往復→今年:6往復(通期)
自家用車で向かう
自家用車で向かう場合は
松本市街地から国道158号線を西に進み
稲核(いねこき)、水殿(みどの)、奈川渡(ながわど)の
3つのダム(安曇3ダム)を過ぎ
2つ目の信号のある交差点、
トンネルとトンネルの切れ目に挟まれた
前川渡(まえかわど)交差点を左折し、乗鞍高原へ向かいます。
トンネルの多い狭隘な山道にも関わらず通行量が多いため、
センターラインを割り込む走行やスピードの出し過ぎは厳禁です。
乗鞍高原からは
乗鞍高原観光センター〜すずらん橋〜三本滝周辺にある無料駐車場に
自家用車を停め、バスに乗り換えます。
バス停は各駐車場に近い場所にそれぞれあります。
ちなみに乗鞍高原にあるどの停留所からバスに乗っても
山頂までの往復運賃は変わらないので、空きがある限りは
バスの始発になる乗鞍高原観光センター周辺の駐車場を利用するのが無難です。
ダイヤ(乗鞍高原観光センター〜畳平)
運行期間:7/1〜10/31
天候により運休することがあります
運行情報はこちら←アルピコ交通HP
ダイヤに関して詳しくはこちら←アルピコ交通HP
予約サイトはこちら←発車オーライネット
乗鞍高原観光センター発
7:00、8:30、9:30、11:00、13:00、14:30
畳平発
8:05、9:35、11:05、13:05、14:05、15:35
公共交通で向かう
松本から公共交通で向う場合は
- アルピコ交通 鉄道上高地線
電車(松本〜新島々間) - アルピコ交通 路線バス乗鞍線
路線バス(新島々駅〜乗鞍高原観光センター) - アルピコ交通 路線バス乗鞍線
乗鞍山頂シャトルバス(乗鞍高原観光センター〜乗鞍山頂畳平)
以上を乗り継いで向かいます。
ダイヤ(松本駅〜畳平)
松本駅→畳平
(途中、新島々、乗鞍高原観光センターで乗換あり)
松本駅→畳平
7:17→10:20
10:10→13:50
12:09→15:20
松本駅発7:17か10:10で出発するのが無難ですね。
畳平→松本駅
(途中、乗鞍高原観光センター、新島々で乗換あり)
畳平 →松本駅
11:05→13:56
13:05→15:55
14:05→17:51
15:35→18:29
運賃
松本・新島々〜乗鞍高原と
乗鞍高原〜畳平は別々に購入が必要です。
「乗鞍高原〜畳平」の乗車券はWebでの予約発売です。
松本や新島々では乗鞍高原観光センター(鈴蘭)までの乗車券を購入します。
(JR松本駅の上高地線券売機で往復乗車券の購入が可能です)
松本へ戻ってくる旅程ならば、往復乗車券の購入がベターです。
松本〜乗鞍高原観光センター(鈴蘭)
片道 2,060円(大人) 1,030(小人)
往復 4,120円(大人) 2,060(小人)
*往復乗車券の復路は発売日から7日間有効
帰路の乗継時間がタイトなので、
往復乗車券を買っておいた方が帰りの乗換がスムーズです。
乗鞍高原(観光センター)〜畳平
片道 2,350円(大人・畳平ゆき/協力金100円を含む)
2,250円(大人・乗鞍高原ゆき)
*予約制の開始に伴い、往復券発売はありません
往路、復路、別々に予約が必要です
予約サイトはこちら←発車オーライネット
*往路、復路が同じページに表示されるので、発着地に注意
まとめ
畳平へ向かうバスは天候によって
運休になることが多いことから
前日、当日に天気予報、運行状況を確認して向かう必要があります。
また、松本から片道3時間以上かかるので、ゆとりを持った計画が必要です。
畳平周辺や、その道のりでは、普段見ることのできない景色がひろがっています。
ぜひ、一度訪れてみてください。
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